13年前に失踪した父親(夫)が亡くなり、家族それぞれの見送り方。
母親役の神野三鈴と高橋一生のダメ親父を突き放し切れない思いには泣かされた。
前半重いけど、とてもよかった。
一転して後半の葬式場面はコメディになってしまって残念。現実味がなくなってしまったよ。
この話し方の佐藤二朗は、ホントにもうおなかいっぱいです。
それから松田家違いの葬儀参列者まで、チョイ役でもみんな名の知れた役者ばっかり。これも残念。なんだか気が散ってしまい現実に引き戻されてしまう(自分だけかも)。
神野三鈴が煙草の煙を吐きながら、ひとり夫を送るシーンとエンディングは素晴らしかった。齋藤匠監督の次回作も観てみたい。
居留守を使うときにカレーライスを食べてはいけない！
