異様な雰囲気、違和感ばっかりのシーンがずっと続き、得体の知れない不気味さに終始ゾクゾクする。
終盤で真相が分かった時の納得と怖さが最高!
音楽もこの作品の不気味さを一層引き立たせている。
そしてこの作品は、人の怖さだけじゃなく単純じゃない深い意味あいの人種差別に対するメッセージも感じ取れる作品。
潜在的な差別も劣等感による差別も、周りにもあるし自分も自然としちゃってることあるなぁと。。
それとストーリーの要として立ち位置以上にロッドという友人の存在が大きいし、運輸保安局員の本能は凄い!
映画全体の張り詰めた緊張感の中、彼がユーモアの部分を担っているところは清涼飲料水のよう。
そして夜中に出会す全力疾走直角走りマンのところは爆笑したが、実際夜中に走ってきたら腰抜かすのは間違いない。
【ネタバレ】
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ある意味この作品は、SFスリラーなのかなと。
SFで良くあるパターンは宇宙人が地球人の身体を乗っ取るんだけれど、この作品では白人が黒人の身体を乗っ取るという斬新なパターン。
そしてローズに一番騙されてたのは、このわたくしであります。。