評価の高いジョーダン・ピール監督作品、ホラーは観ないということもありお初です。今作はスリラーで全然怖さはなかった。
レイシズムを先入観や潜在意識を逆手に取った手法で描いている斬新な作品。時勢を敏感に捉えて描いています。伏線が後半で回収されるのは気持ちいい。
白人一家の娘が黒人の彼氏を連れて行くと、何やらみーんな薄気味悪い。ずっと不穏な雰囲気で夢か現実か、すべてが不気味です。使用人の笑顔が一番怖い。それぞれのキャラがいいです。
後半はB級な展開でちょっと笑える。
あまりのめり込めなかったのは自分の好みの問題。この監督が人気があるのはわかった気がします。