ゲット・アウトのぺーのネタバレレビュー・内容・結末

映画 ゲット・アウト(2017)アメリカ/104分
監督.脚本 ジョーダン・ピール
主演 ダニエル・カルーヤ
　　 アリソン・ウィリアムズ

公開当時中3の時から気になっていた作品をようやく観る事が出来た。
ジョーダン・ピール監督作品、今のところ「NOPE」と本作しか観れてないけど物語性が非常に面白く伏線を徐々に回収、現代的に描かれる白人による黒人奴隷差別を凝った演出で描いていた。とても面白かった。
我が家存続の為に黒人誘拐して脳を移植手術し乗っ取り生きる白人クズ家庭。恐らくあのオークションに参加した人全て黒人誘拐の主犯格なのだろう。にしても醜い、無差別に誘惑し信用させ最後に騙す、報われなく体を乗っ取られた黒人の人々の考えると切ない。
クリスが催眠にかけられた時からヤバい家庭なのは薄々気付いていたがこれが第1段階だったとは驚き。フラッシュで自我を覚醒させるのがいい案だと思った。
怖いホラーとして観たつもりがよく出来たサスペンススリラーだった。めちゃくちゃ良い意味で期待を裏切ってきた。
不穏な雰囲気が最高すぎるが、ラストのクリスによるアーミテージ 一家をグロテスクにフルボッコシーンする爽快感がこれまたたまらん。
だがクリスが今まで信じてた人が裏切ったというのはずっと心の傷になると思うから今後クリスが人を信じて愛して行けるか不安だわ。
てか空港保安官の親友が良い奴すぎてな。
「ゲット・アウト」では黒人奴隷差別。
「NOPE」ではとくダネを見つけどんな手を使ってでも収益を得ようとする人間のクズさ。
未だに「アス」を観れてない為どんな作品か楽しみだ。