このレビューはネタバレを含みます
冒頭から最後まで独特の緊迫感と気味の悪さが漂っている。特に、俳優たちのなんとも言えない不気味な表情づくりが上手かった。途中から薄々展開は読めてくるけれど、主人公の出会う黒人たちに感じた違和感の理由は種明かしされてようやく分かった。はっきり説明されていなかった(多分)が、カメラのフラッシュが本来の意識を取り戻すトリガーになっていて、そのためにパーティで我に返ったあの黒人の若者は「ゲット・アウト!(出て行け!ではなく逃げろ!)」と叫んで主人公を助けようとしてくれたのだろうか?
飽きずに鑑賞できたけれどあまり捻りのないストーリーだったのと、個人的に音響でびびらせてくる作品は苦手なので☆3.3で。