おっそろしくシニカルでスマート。完璧な脚本と演出。作品の完成度では今年1番の傑作スリラー。おっもしろかった〜
昨今流行りの意外性やサプライズを売りにした小手先の映画ではなく、序盤から丁寧に振られてきた布石が、終盤にかけてビシバシ嵌っていく様が快感なタイプ。隙なし。
鋭い社会批判を込めた、最高に笑えるコメディでもあるという。
ジョーダンピールの出自が大きく影響を与えてるとは思いますが、こういうのをエンターテイメントとしてやりきる力量が半端ない。
ジャンルが著しく違うけれど、Hidden Figuresと同じ射程を打つ映画。やり方は異なれどある排外主義を通して、極東の我々にも実感を得られる様な、より普遍的なメッセージを投げ掛けるのは類似してると思う。こちらは「ドリーム 私たちの×××計画」ですけれどw
キャスト陣は皆素晴らしいのですが、やはり突出しているのはキャサリン・キーナー。ほんっと、うめぇぇ。派手な事は何もしないのに、顔の筋肉の微妙な変化だけで怖さや得体の知れなさを醸し出す。うっめぇぇ。あのシーンは脳裏に焼きつく。
GIRLSのマーニーでお馴染みのアリソンウィリアムズも良いですねぇ。これからは映画の仕事もどんどん増えそう。マーニー、嫌な女過ぎて好きじゃなかったけれど、応援してるゾ。
しっかし、何書いてもネタバレになっちゃうので、これくらいしか書けないよwこれから真っさらで観れる方が羨ましい。楽しんでっ！
