このレビューはネタバレを含みます
冒頭の黒人が襲われるシーン。その意味は終盤に漸くあきらかになる。
突発的なシーン＆音（これ心臓に悪いわ～）が、何ヶ所かありますが、ビックリしやすい私としては、あまり多用は避けて欲しいです。
写真家クリス・ワシントンの彼女は、白人女性ローズ・アーミテージ。
クリスとローズが彼女の実家を訪れるあたりから不穏な雰囲気がどんどん増していく。
ローズの家族や村人達が気持ち悪い。
ローズの父、ジーン～脳神経外科医
ローズの母、ミシー～催眠術を使う心理療法家
ローズの弟、ジェレミー
そして、祖父・祖母は他界しているが、、、
クリスの親友、ロッドは、この映画のなかのオアシス。
彼が出ている間は、世界は正常に戻る。
～以下、ネタバレ度高し！これから鑑賞予定の人注意！～
アーミテージ家の人は黒人を連れて来ては、ミシーの催眠術で、使用人や性的な対象として働くように暗示をかけているのかと思ったのだが、、、後半、全く予想外の展開！
クリスが部屋の納戸にローズが過去に実家に連れて来た何人もの黒人と写っている写真を見つけた時、それまで正常の世界の人だと思っていたローズが悪魔に見えてきた！
パーティーでのビンゴゲームも気持ち悪かったですが、その意味は、、、
アーミテージ一家に加えて、村全体が狂っている！特にローズ怖すぎ！
まあ、ホラーなので、どこか狂っているところがないと始まらないのですが、そんな理由で黒人の人を誘拐紛いの手段で連れて来るとは！
黒人の人達が、この作品を見て、どう受け取るのか？気になります。
「たかだかホラー映画の話だから、気にならない」という感じなのでしょうか？
ホラーをホラーとして楽しめない性分のようで、相性は良いとは言えませんが、色々と考えさせられるところもあり、見て良かったかな（笑）
しかし、催眠術怖い！
ティーカップをスプーンでかき混ぜる音はイヤでしたねえ。
P.S.）ストーリー紹介では、”ホラー”、”サプライズ・スリラー”、”サスペンス・スリラー”等と表現されています。ホラーかスリラーか？元々、両者の境界は曖昧ですから、どちらでもいい些細なことですが（笑）
個人的な感想としては、スリラー要素が強い内容ですが、感覚的には、やっぱりホラーです！
