怖い。だけど笑える。なんじゃコリャ！な作品。
秘密が明かされた時よりも、「なんか変…」の不穏感がだんだんと積み重なってく様子が不気味すぎた。
冒頭、住宅街を歩く1人の男性が、カーステレオから底抜けに明るい音楽が流れる中連れ去られるシーンからグッと引き込まれた。「時計仕掛けのオレンジ」で、「雨に唄えば」をBGMにした暴力シーンの凄まじい恐怖を思い出した。
クリスが夜にタバコを吸いに外に出た時出くわすあるものには爆笑してしまった。いやいやいや、だいぶ怖いんやけど…！
無音のビンゴゲームとか、泣きながら笑う女性とか、いつも少し開いてる扉とか、不気味な要素が満載。こわっっ！！
登場人物全員に不信感を抱く中、クリスの友達が唯一の救い。むっちゃええヤツ！
観終わったあと、「ゲットアウト」の意味がものすごく理解できた。
