Taketo

ゲット・アウトのTaketoのレビュー・感想・評価

ゲット・アウト(2017年製作の映画)
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アカデミー賞脚本賞受賞をした作品として期待値高めで見ました。先の読めない感じはとても良かったです。
今作は「差別」がテーマになっている作品という事を何となく知っていたのでそういう視点で作品を見ました。分かりやすいかたちで"差別している事に気づかない差別発言"がちょこちょこ出てきますね。「黒人はいい体を持っている」「黒人はセックスに強い」「黒人はクール」とかですね。
逆に黒人が黒人を疑っているのも面白いですよね。
そういったステレオタイプなイメージから白人が黒人の体に憧れ、しかも誰がその体をもらうかをビンゴで決めたりしているなどの設定は面白かったです。まぁ僕も黒人はみんなリズム感良いと思ってたりしてたので、こう言った勘違いは誰にでもあるのかなとは思います。

設定としては「マルコヴィッチの穴」にも似ているなと思いました。テレビで設定を説明するシーンなんかもぽいですよね。
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