巨匠自ら語るドキュメンタリー。
アート作品を中心に、自身の誕生から現在までを振り返える。
リンチの映画はどれも魅力的だが、アート作品については好みが分かれるか?
いや、天才の脳内への理解を求めるのは…
(スコアは付けられない。悪い意味では無く良い意味で。スコア云々の映画ではない故に)
デヴィッド・リンチに興味がある人ならば多いに楽しめる作品。普段の創作風景を拝める上に自身の半生を自ら語ってくれる。…
映画監督デヴィッド・リンチが自らの生い立ちから学生生活、デビュー作「イレイザー・ヘッド」撮影時までを語る。自身のプライベート映像と絵画やドローイング作品、その制作過程にモノローグが重なる。作家論的な…
>>続きを読むカルト映画「イレイザーヘッド」(1976)や「エレファント・マン」(1980)をはじめ、今や大家とされる映画監督デヴィッド・リンチ。現代アートを手がけることでも知られるが、映画製作費のための余技とみ…
>>続きを読むほんとにリンチさんが延々としゃべっているばかりで、そこまで斬新な視点で切り取った感じでもないので、テレビの特別番組くらいの雰囲気ですね。映画としてすごく面白いかというとそうでもないです。ただリンチさ…
>>続きを読むリンチ先生語りっぱなしの90分。「ハッピーな子供時代だった」「LAは天気がよくて最高」とかわりと普通のおじさんっぽい内容なのに挿入される作品がなにせあの感じなので自然とリンチ感が丸出しに…。独特の語…
>>続きを読む見た目からして殺気立って狂ってるような人じゃなく、こういう穏やかで紳士的な人物があんな狂った世界を描いてると思うと、改めて人間や芸術って面白いなと思った。劇中に出てくる最初の奥さんが美人でさすがリン…
>>続きを読む明るい光にも、暗い闇にも手を伸ばして、根をはっていたい。
淡々と、美化せず、卑下せず、語り、手を動かすうちに、みるみる植物が夜中に育つようにアートが完成していく様。
言葉、絵、音楽が心地いい。
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©Duck Diver Films & Kong Gulerod Film 2016