自由の国、アメリカ🇺🇸
そんな国で今なお残っているのが人種差別問題だ。
先進国でありながら、差別問題の深刻さは世界の中でもトップクラスだ。
世界人口比から見たアメリカの黒人収容数の実態には驚きました。奴隷制度は形式的には消滅していても、憲法には抜け穴が存在しているということ。黒人が多く収容されている背景として、違憲を防ぐために奴隷を犯罪者として捉える考え方が根底にあり、名前が変わっても奴隷制度はしっかりと残ってしまっている。そんな状態を維持していては、実質的には差別が罷り通ってしまう。憲法は建前上のものであっていいのか？
ALECの仕組みについても図解で詳しく示してくれ、非常に勉強になった。企業と政治が絡むことで、法の平等的性格が一気に崩れてしまっている。これは興味深いという気持ちとともに、なんてカオスな状況下にあるのかと落胆した。
こういった差別問題は少しの言い方次第でかなり受け取り方が変わってくるデリケートな問題ではありますが、まずは現状を知ることから少しずつ始めていきたいですね。
