13th 憲法修正第13条の作品情報・感想・評価・動画配信

「13th 憲法修正第13条」に投稿された感想・評価

エント

エントの感想・評価

4.9
民間刑務所、投獄ビジネス
恐ろしい。
coppo

coppoの感想・評価

-
分けて語ると、どうしても分断がなくならないような気がする。
タケオ

タケオの感想・評価

4.2
 世界の受刑者の約25%はアメリカにいる。その数、およそ230万人。そのうちの4割は黒人だ。つまり、「アメリカに住む黒人の3人に1人が生涯に一度は投獄される」ということである。人口比率が約6.5%であるにも関わらずだ。耳を疑うような話である。
 1985年に南北戦争が終結、アメリカ合衆国憲法修正第13条が公式に奴隷制を廃止した•••はずだった。しかし、憲法修正13条に含まれていた「ただし、犯罪者であって関連する者が正当と認めた場合の罰とするときを除く」という一文が法の抜け穴となった結果、システマテイックに黒人の再奴隷化がはじまってしまった。『13th -憲法修正第13条-』(16年)は、そんな衝撃的な実態に踏み込んでいくドキュメンタリー映画である。
 作中で示されるデータの数々にはひたすら驚かされるばかりだ。そこからは、あまりにも根深い「制度的差別」の姿が垣間見える。この「制度的差別」に大きく関与しているのが、ALEC(米国立法司法協議会)とCCA(収容所運営会社)だ。ALECは米国最大規模の保守派政治団体で、大企業や右派の富豪の寄付により運営されている。CCAは、ALECに参加している大企業の1つだ。ALECが犯罪者を厳重に取り締まるためのロビー活動を行い、囚人が増加することでCCAが巨額の利益を得る。そして、囚人たちは懲役労働によってその他の大企業に搾取されていくというわけである。
 人種間の差別や偏見はなくしていかなくてはならない。いまさら言うまでもなく当然のことである。しかし、長い年月をかけて脈々と受け継がれてきた差別や偏見を「利益につながるシステム」と考えるような小根の腐った恥ずべき最低最悪の人間が一定数存在するという残酷な真実を、本作は赤裸々に明かしていく。そういう存在に限って、何故か巨大な権力を握っていたりするのだから尚更腹が立つ。
 本作は、米国に根付く「黒人差別」をビジネスに利用する腐敗したシステムを告発した作品だが、これは決して'米国'や'黒人'に限った問題ではない。社会的な弱者やマイノリティを意図的につくり出し、そんなシステムを利用して私腹を肥やそうとする人間は世界中に存在する。今なお貧困ビジネスが横行する日本だって他人事ではない。さらに問題なのは、腐敗したシステムを「社会とはそういうものだから」と内面化してしまっている人間が少なくないことである。
 声を大にして叫ばせてもらおう、そんなもの「クソくらえ‼︎‼︎」だ。私たちには、不平等な社会に対して「おかしい」と、狂った権力に対して「No」と言う権利がある。見えない差別や不条理を可視化するという意味において、本作は実に優れたドキュメンタリーだ。「責めるな、自分のことをしろ。」などとほざくような某コピーライターにも、ぜひ鑑賞してみてほしい作品である。
米国の人種差別について「構造的人種差別」という観点から学べるドキュメンタリー作品


雑に要約すると、
黒人を捕まえやすい司法制度と13条の抜け穴を利用して利潤を吸い上げる


「なんで同じ人間なのに人種間で憎み合ってるんだろう」なんていう浅い問題じゃなくて
システム自体が人種差別的っていうのが大きい
米国に限ったことじゃないから考えも広がる

なんかこういう作品を中学とかで上映してくれって思うよね
絶対観るべきです

「風と共に去りぬ」にも主人公のスカーレットが賃金払わなくて済む囚人を利用して商売成功させるシーンあったなぁ、と
全て他人事ではないんだと思う。
BLM運動に対して「これは外国の問題で日本人には関係の無いことだ」と思う人もたくさんいるし、実際に蚊帳の外にいる実感の方が多い。
けれど、黒人の人々が今もなお差別を受け、苦しみ、命や尊厳を奪われているのは、「国家」としてのミスであり、抗えない大きな「権力」によって起こり続けていることだ感じる。
僕たちは被害者にも、加害者にもなりうる。むしろ今は加害者側に近いのかもしれない。
どう頑張っても、現地の人や当事者の全てに共感することはできないけれど、だから放棄していい問題ではない。
これは黒人に限らず、すべての人間にとって重要な問題だ。
人が人であるための権利を、人が奪い、人がそれを認めている。
沈黙は容認と同じだ。
何も言わないということは、自分や家族、大切な人が、抗えない大きな力によって、
罪を被せられ、監禁され、殺されてもいいと容認しているのと、同じなんじゃないかな。
morisaki

morisakiの感想・評価

3.5
LAW AND ORDERの意味をようやく理解(しきれてないけど)できて、怖っってなった。そしてBLMの言葉の重み。Netflixが今のところ大量投獄から利益を得る企業団体じゃなくて(たぶん…)せめても良かったんかな…
憲法や法律には解釈違いが生じてはならないっていう大事さが分かるな。

奴隷制廃止から麻薬を筆頭にして犯罪者として投獄することでまったく同じことをしてきた歴史は知らなかった。
また、それが巨大なビジネスとなって奴隷と同じように労働力も搾取していたとは。

白人男性が生涯で投獄される可能性は17人に1人、黒人男性は3人に1人。

BLM運動の歴史や残り続けていた禍根が知れて良かった。
けど、こういうドキュメンタリーにありがちなスタイリッシュに切り貼りされたインタビューシーンが多くて、全体の意図が不明瞭なのがちょっと気になった。
光彦

光彦の感想・評価

4.4
全ては金のため。煽動される方も自分の安心感を
得るため社会への不満を発散するためによく考えもせずイメージすることもせず流されるんだろうな。自分は気を付けようと思うけど、それしかしないから変わらないんだろうな。自分も同罪。
a

aの感想・評価

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冷静でいたい
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