空海花

ムーランの空海花のレビュー・感想・評価

ムーラン(2020年製作の映画)
2.5
ディズニーアニメ『ムーラン』実写版。
アカデミー賞2部門ノミネート(視覚効果賞、衣装デザイン賞)

ディズニー+が無料の恩恵があったので入会。
実は真っ先に観たのがこれ。
論争もあってレビューし辛くなっていたけれど、そこは抜きにして
ノミネートを機に書いてみます😓
好きな方にはごめんなさいなレビューなのでご了承ください🙇


ムーランは病気の父親に代わって
性別を偽り戦地へと赴く
優しく勇気のある強い女の子。
男になりすまし、厳しい訓練に耐えるが
あの線の細さはどう見ても女の子だ。
ディズニープリンセスとしてそこは目を瞑るにしても
皆を引っ張っていけるような
惹きつけられる演技も特に見当たらない。
あんな声じゃ動かないでしょ。

彼女は気を使えるんだけれど
子供の頃のシーン、あそこで可愛さとワクワクで、心を掴まなきゃいけない。
この表現も何とも地味だった。
福建土楼という中国的な住居のセットもそんなに引き込まれない。

アクションがこれまた良くない。
ワイヤーアクションの単調さ。
ジェット・リーとドニー・イェンが出てるのに!
ディズニー映画なんだからアクションを求めても、ね?と心の声が😅
ドニー・イェンさん凜々しかったけれど
少ししか見せ場はなく…

ペラペラの不死鳥。
コン・リーの魔女もかなり違和感が。
衣装もメイクも微妙😰(個人の感想です)

実写ミュージカルで良かったのではないかな。
主役の子もその方がアジアンビューティと可愛らしさが映えたと思う。
ディズニーファンは尚更では?
子供向けって言うのも何か違うなという印象。

中国マーケットと考えてみても
試写会では不評で、撮り直しを行っている。
その前にアドバイスできるスタッフを置けなかったのだろうか。
アクションも然りだ(←アクションまた言う笑)
更にボイコット騒動まで。

「花木蘭(ムーラン)」の元は
11世紀に北宋で編纂されたとされている漢詩集『楽譜詩集』の中の
読み人知らず「木蘭辞」
短い漢詩だが、中国では昔から親しまれているそう。
映画も多く製作されている。
(この詩は読んでみたが良かった😌)

ストーリーは現代的解釈に翻案されている。
ひどく破綻している訳ではないが、
自分的には面白くなかったし
ムーランらしさをあまり感じなかった。

ただ…
ジェット・リーが皇帝役で久々の出演。
少しだけアクションがある。
その佇まいには熱くなってしまった。


2021レビュー#099
2021鑑賞No.41

このあいだフィルマアプリを入れ直そうとして、下書き全部他に移したつもりが、Disney+で観たドラマの下書きがあったのを忘れてアンインストール。
全消ししてしまいました🙃
これを書いてて思いだした💦
空海花

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