『自宅で新作を劇場料金を払って観る』というポストニューノーマルな映画鑑賞をしてみました。作品は『ムーラン』。
まずは作品の感想。少女が家族を守りたいという強い決心によって、国をも護ることが出来たという壮大な物語。
そのストーリーは伝わりましたが、そこにあったであろう苦労や心情の変化、仲間たちとの絆、彼女に変化を与える師、父、魔女の人生といったものが、ない。
故に、ドラマのダイジェスト版を観ている気分になりました。残念。
しかし、自然や建築、衣装、メイクは素晴らしいものでした。
ジェット・リーは、クレジットが出るまで気づきませんでした。特殊メイクも素晴らしい。
さて、鑑賞方法についてですが、4Kテレビ+ネックスピーカーで、できるだけ劇場体験に近くして観てみました。
映像美や迫力のある音響は楽しめるものの、やはり劇場で観れたら、それだけでも評価は変わったかもしれない印象です。
ですが、コロナ下において、劇場を控えつつある自分にとっては、とてもありがたい手法です。もっと増えてほしい。
ただ、Disney+の運用は問題だらけですね。
いざ再生しようと思ったら、自分でムーランのページをWEBでググらないと決済できない。動線がないし、説明不足で正直わからない。いざWEBページに行っても、それは告知ページ。SEO対策してるのか？
やっと決済ボタンが見えたら、今度はドコモの決済トラップ。Dカード推奨だから、さらに迷わせる。
それ故、セッション管理だけ無駄に強固で、一度失敗したら5分待たされる。
ディズニージャパンは、ムーランを観せる気がないのか？
大人の事情があるのは見え見えで、しょうがないところもあるかもしれないが、ディズニー作品は、きっと子供が親を説得して観ることも多いでしょう。それを思うと、この仕様はあまりにも酷です。
ムーランを観て、忠勇真○を学び直していただきたい。
