かなさや

ドーベルマンのかなさやのネタバレレビュー・内容・結末

ドーベルマン(1997年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

オススメして頂き鑑賞。

最初のOPのドーベルマンのCGとか、タランティーノ監督のグラインドハウス感あって掴みはOK!
最初の洗礼式のシーンでアクシデントにより乳母車に落ちてしまった拳銃を手にした赤ちゃんが立派な(?)強盗犯となり拳銃を手に道路に立つヤンに即座に切り替わるシーンがスゴくカッコいいです!!

ヤンはドーベルマンと名乗り聾唖の恋人ナットやナットの兄のマニュ、神父やムス、ピットビュル、レオを率いて複数の銀行から強盗をしていく。
この仲間が皆強烈な個性があって、それぞれのバックボーンが知りたくなる程魅力的なキャラクター達です!

ストーリーは言ってしまえばかなり凶悪なルパン一味と一味を捕まえる為なら軽々と殺人に手を染めるサイコパス銭形警部の大バトルもの。

強盗団を追い詰めるために仲間の1人ソニア(オリヴィエ)の家族を人質にヤン達をおびき寄せ、クラブで一気に強盗団一味を一網打尽に逮捕する?計画のクリスチーニ警視。
クラブに突入した警察側、関係ない人まで蜂の巣にしまくりじゃないですか!!もう頭空っぽにして観るしかない!!笑

クリスチーニ警視に対するヤン達の復讐がすごくエグいけど、これまでの事を思えば…笑

ラストに車で走り去る一味をヘリのスコープから写すシーンはもしかしたら次回作の予定があったのかな?と思わせる終わり方。
かなさや

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