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ミュージアム 序章のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ミュージアム 序章(2016年製作の映画)
4.0
様々な殺人事件を取材するジャーナリスト・九堂仁(三浦誠己)は、3年前の「幼女樹脂詰め殺人事件」に冤罪見解を持ち、取材に奔走する日々を過ごす。そんなある晩、取材中に突然背後から現れたカエルマスクの男にメモを渡される。そこには「事件の秘密を教える。自宅に戻れ。」の文言が。急いで帰宅すると、いるはずの娘・伊織(川島鈴遥)がいない。伊織の机上には「これをつけろ」というメモと共に見知らぬ携帯とイヤホン。訳も分からず装着し電話に出ると、画面には拘束された娘と先ほどのカエル男が・・・!娘を救う為にはカエル男が指示することを全て遂行し、かつその様子を撮影しなければならないという。次々に下される理不尽な指示に追い詰められていく九堂。果たして九堂は娘を無事助け出すことができるのか?そして、カエル男の真の目的とは・・・?
映画「ミュージアム」以前の殺人アーティスト・カエル男が仕掛ける残酷なゲームを描いたサスペンスホラー映画。
今回の作品は、「親子愛の刑」。
二組の親子を使って、「親は子を守るためにどこまで残酷なことが出来るのか?」を証明する展開を、スマホやデジカメや監視カメラの映像を中心に描く演出が、より生々しさと残酷さを倍加し恐ろしい。
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