RinaKitaura

光のRinaKitauraのネタバレレビュー・内容・結末

(2016年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

創作映画のような、いい意味で手作り感満載の映画
それがこの監督作品の味なのですが。

実際は原作があるので創作ではないのですが、それ風なつくりです

過度なCGもなく、心情の変化やシーンの移り変わりを、やけにデカい音量の70〜80年代ぽいようなサウンドと、光が木陰に入り込む映像で区切っているところや、時折差し込まれてる、心情を絵で表したような映像に創作映画ぽさを感じました

ただ、主役級の俳優2人が本気で互いの役柄を演じてるところから、この映画の本質に迫っている感じが伝わってきました

この映画を作った監督は、男子高校生2人がひたすら川辺でトークをするコミックの実写版映画「セトウツミ」の監督、脚本も担当してたところから、手をかけすぎないところが強みなんだろうなと思いました

前半は音楽が気になってストーリーに入り込めない部分もありましたが、全体を通して映画らしい映画だなと思いました

ちなみにエンディングはパパの歌と遺体が埋まっているらしい床から木が生えているシーンで終わるので印象に残りにくかったため、エンディングだけ「そういえばどうやって終わったっけ?」って2度見直しました
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