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DRILL AND MESSYのmのレビュー・感想・評価

DRILL AND MESSY(2016年製作の映画)
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「流動物で女性を汚すことに美しさを感じる」というのが何とも絶妙…
その姿は前衛的なようで、日常の中にある(飲み物でも卵でも何でもその辺にあるものでできてしまう)から、一見変わってるような性癖でも特別なものではないというか、本質は普遍的なところにあるというか…うまく表現できないけどそういうところが面白いと思った。壊すことが快感というのも然り。

そして普通に言ったら変に思われるようなことも大真面目にやれるのが芸術であり、そもそもそういう人間の本能的なところから生まれるものこそ芸術なんだというようなことを改めて感じた。
それは時に怖いことかもしれないけど、そこが制限されたら行くところまでしか行けなくなるのかなと。逆に言えば、許されないところまで行って初めて見つけることができてしまう美というのもあるのだなと…
そして時に痛いのかも…………





DRILL AND MESSYってそういうことかと気づき、サムネイルの写真はこのシーンだったのかと気づく瞬間、面白い…!!
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