ayumi

最も危険な遊戯のayumiのネタバレレビュー・内容・結末

最も危険な遊戯(1978年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

松田優作×村川透監督の「遊戯」シリーズ第一作

久しぶりに見ることに

このコンビの作品で有名な「蘇える金狼」「野獣死すべし」も悪くないけれど、大藪春彦原作、角川春樹事務所共同制作なわけでどうしても制約はある

オリジナル脚本のこのシリーズがTVドラマ「探偵物語」にも通じるキャスティングで、いわゆるダンディでありながらユーモアもあり、飄々とした松田優作像を描いていて好きだ

カッコいいけどズッコケて、女の前ではハードボイルドだけど実は…確かに「ブラックレイン」も松田優作ではあるけれど、この「遊戯」シリーズ、「探偵物語」のキャラクターあってこその松田優作だと思う

特にユーモアという部分は作品を見た人にしか伝わない独特のもの

「松田優作おもしろセリフ集」って本があってもいいんじゃないかと思う

オープニングのおまけ映像のようなシーン、いきなり内田裕也、柴田恭兵、石橋蓮司が出てきてテンションあがる

最近見たものだと「蛇にピアス」の小栗旬×藤原竜也、「カルテット」の椎名林檎くらいインパクトのあるチョイ役出演

このシリーズお約束の相手女性は猥雑で70年代テイストバッチリの新人、ラスボス的な仇役には荒木一郎

この荒木一郎がいい、抜群にいい

出てくるだけでフッと空気が変わり黙っていても絵になる、それでいてオンリーワン、特に日本では得がたい貴重な役者さん

沢田研二との共演ドラマ「悪魔のようなあいつ」と並んでベストアクト

ラストとその前のシーンはおちゃめな松田優作の真骨頂w