何も考えずにアクションを堪能しようと思ってチョイスした作品。
タイトルにマッハ!とついているものの、マッハ!シリーズとは全く関係はなし。
ただ、恰幅のよくなったトニー・ジャーは健在。
臓器売買ビジネス、潜入捜査、移植が必要な娘を持つタイの刑務所に勤務する看守と、面白そうな要素が詰まっているものの全体的にストーリーは薄めであまり頭に入ってこない。
ただ印象に残るのは、これでもかっていうほどのアクション。特に中盤での刑務所での大乱闘は見もの。ほぼワンカット。
圧巻の大乱闘を尻目に、ウー・ジン演じる潜入捜査官が携帯の電波を求めてウロウロする姿はバカっぽくて笑ってしまった。
独特のアジア映画の雰囲気を放つ作品。ちょっと理解に苦しむ部分もあるけれど、アジア人最高峰のアクションを堪能できて満足。