@シネマート新宿
香港タイ合作。
トニージャーだし、たまにはアクションもいいかな、メンズデーで安いし、と完全に油断しておりました。
レイドのようなクールさもなく、アクションシーンも控えめの序盤。
わかりやすい悪を、正義に目覚めたトニージャーが無双で懲らしめてハッピーエンドなんでしょ、と及第点さえ見れればなどと胡座をかいていたわけです。
携帯を巧みに使い、ストーリーは国を超えて無茶が過ぎない程度にテンポ良く進む、進む。
そして、いよいよ溜めに溜めてラストアクション！
中盤までのアクション控えめもこの為だったか。
中ボス、大ボスと一気に魅せに魅せる爽快感。
ナイフ対トンファン、大ボスとのハンディキャップマッチ。
唸る肘、食い込む膝、突き刺さる前蹴り、立体的舞台に、小道具、小技、武器、とカウント2.99の怒涛の四天王プロレス。
もはや笑うしかないほどの素晴らしい試合展開。
家族愛、男の激情に溢れた香港タイ合作の眩い結晶でござい。
帰りの西武線で隣のむさ苦しい男がローグワンのパンフを袋を床に捨てて読みあさっておる。
ドニーイェンよ、君が出るべきはローグワンではなくこっちだ！
香港を出た君にフォースは宿らない！
無我夢中でレビュー書いてたら一駅乗り過ごしたよ(〃ω〃)
〜〜〜
惜しむらくはカンボジアで救われた大ボスイケメン刑務所長のサブストーリーが欲しかったかな。
2017劇場14本目
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2017.2.17
最終上映日最終回再鑑賞。
改めて、筋立てに無理はあっても無駄はなく、サーちゃん含めそれぞれの登場人物に対する思い入れも十分に堪能した。
ラスト主要人物6人の生死の分かれ目をドラマティックに描き切った熱量に感服。
リピーターが多かったのか終映後万雷の拍手が！
実に素晴らしい映画体験となりました。
2017劇場22本目。
