各仮面ライダーがそれなりにしっかりした理由で参戦し、それぞれフォームチェンジしながら活躍をする。それが出来るだけで仮面ライダーの客演映画は評価が上がる。できていない映画が多いから笑。なんやかんや坂本浩一の強みはこういうところ。
タケル殿が泊進ノ介を頼りに行く展開がいい。タケル殿は泊夫婦の結婚式に出席しているから全く不思議でない。
ウィザードだけ他キャラクターとの関係が希薄なのが勿体ないが、鎧武がライブラリ音源だけでなければ少しは絡んだりしてみたのだろうか。
ラストでタケル殿の心臓が唐突に止まって宝生永夢が下手くそな心臓マッサージをする(胸骨圧迫の位置がずれている)ので笑ってしまったが、次作『FINAL』でタケル殿が変身出来ない宝生永夢を助けに来る動機としては十分すぎたので新しい仮面ライダー同士の関係を生んだ点では評価出来よう。