あの予告編がまるで嘘ではなかった、そのまま2時間に拡張されて飛び出してきたマインクラフト実写版。
マインクラフトの実写映画化…!?と聞いた時に最初に思い浮かべた物と遜色がなかったので、正直かなり「アリ」な実写版でした。
隣に座っていた小学生がクスクス笑い続けていたので、本作の年齢指定が低いギャグの応酬は間違っていなかったのだと思う。
親を亡くした姉弟の愛…を差し置いて変人中年の「はじめての友情」が1番濃厚だったのが最高。
もう僕も若者側じゃなくなってきたので。
孤独なオッサン達の魂の共鳴ですよ。
ジャック・ブラックがいつも通りの変人枠なのは解るんだけど、ジェイソン・モモアもフェミニンな装いのポンコツおじさんですからね。
ポンコツおじさんとポンコツおじさんのユニゾンパワー。
少年に情けなく縋るモモアがここまで魅力的だとは。
紛う事なきジャレッド・ヘス作品です。