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光のはのレビュー・感想・評価

(2017年製作の映画)
1.6
視覚障害者の為の映画の音声ガイドの仕事を受けた女性が、モニターの男性と何故か恋したり? する話。

なんかめんどくせえなあ、って思った。
プロの仕事に素人が口出ししてもぼんやりしたものしかできねーだろって感じ。

例えば自分はこの世で一番自分の味覚について把握しているが、だからといって自分が一番美味しいと思える料理を作れるわけではない。
一流のシェフが作ってくれるなら、その料理に口出ししようなんて考えないし、口出ししない方が美味しいものが食べられる、と言うことも分かっている。

文筆のプロに口出しするのも同じ。
文章に人生を捧げた一人の文筆家が一人で書き上げたものと、文章にそんなに詳しくない人たちがみんなで相談して作った話ならどっちが読みたいか? って話。
自分は後者の方が面白いなんて場合は万に一つも無いと思う。
証拠にそんなふうに作られた名作は無い。

そう言うわけで、この作品内での制作作業が揚げ足取り大会にしか見えなかった。
なんか上から目線でアホっぽいし。
揚げ足を絶対とられないように作れば面白いものができるのか?
そう考えるならそれってただのバカの集まり。

なんで恋に落ちんのかもわかんねーな。
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