音声ガイドと視覚障害者の苦悩と愛。
映画に音声ガイドというものがあることを初めて知った。映像や感情を言葉で表現することは非常に難しい。今作では顔のクロースアップが印象的だったが、これはわざと視覚の制限をしているのだろう。見づらさ、情報の少なさを言葉で埋めていく。まさに音声ガイドと同じ構図。
ラストの言葉とタイトルでドーンッときてエンドロールでじわじわ感動したのは初めて。自分自身でもどこにそこまで感動したのかは分からないが、見た後も最後の台詞とピアノの音が耳から離れず、何だかすごいものを見たなという気持ちに包まれた。
水崎綾女めちゃめちゃキレイやな。ただ、涙がすっきりし過ぎてると感じたのは僕だけ?演じてるなぁというか。