『一番大切なものを捨てなきゃいけないなんて辛すぎる』
視覚障害者向けの音声ガイドを作る仕事の大変さや
健常者が音声ガイドの作成方法や奥深さを知るきっかけになる
そんな作品ではあったと思う。
ラストには
実際に目を閉じで映画を見て欲しいほどに。
スコアがあまりに高いので僕がおかしいのかと思ったけど
このストーリーはいかがなものなのか。
これはラブストーリー??
同情じゃないの。
哀れみじゃないの。
悲しみじゃないの。
尊厳じゃないの。
これが…愛なの?
このラブ要素が
自分にはあまりに唐突で(特にキスシーン)
違和感しかなかった。
美佐子が夕日を見に行ったのは子供の頃の父親との思い出のためでしょ?
視力を失いかけてる中森に同情はしても
なんでキスするんだよ。
大好きな父親の姿が被ったわけでもないし。
同情でキスしたなら、それこそ視覚障害者への差別そのもの。
中森に多少惹かれてるにしても、恋するほどの要素は無いように思えた。
ストーリーのせいで映画自体が
僕の中で壊れてしまったのが残念。
光を使った夕日のシーン。
これは確かに綺麗だった。
でも、キスシーンで台無し。