視力を失い行く天才カメラマンと
視覚障害者のために映画に音声ガイドを付ける女性が出会う
自分が最も大事なものを手放すことは
どれ程の苦しみなのだろう
全てが美しく重みのある映画でした
寄り添う音楽も…
河瀬直美が描きがちなこの、押し売りと高慢(奈良という土地を活かしたオリエンタリズムを過去作からもわたしはよく感じる)、敢えてその意図を明確にここではしないが、この押し付けがましさを慈悲と捉えるならそ…
>>続きを読む感覚や思考をどんな映像、音、そして言葉で表現するか。表現者としての矜持を感じる作品。ストーリーはあるものの、本当に伝えたいことはどこか抽象的で、受け手の感性を問う作品でもあるかもしれない。
映画の音…
美しい映画だったな。作られたような美しさじゃなくて、自然の美しさ。
光の射す角度が、いつも綺麗で見惚れる。
セリフそのものの美しさと、そのセリフの後ろに込められた想い、間合い、声色、声の温度すべて…
視覚障害者向けに映画の音声ガイドを制作している尾崎美佐子は、音声ガイダンスの制作練習のため街中を歩きながら眼に映るものや耳に入る音を言葉にしていた。
美佐子の上司である智子が女優としても出演する映…
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