2作目は借りられず、飛んで3作目。
前作でカールに何かあったんだろうなと推測されるが、この物語には影響なかったのでよかった。これだけ見ても問題なしです。
1作目で初めてバディとなったアサドとカール。カールはとても偏屈野郎なので、なかなか打ち解ける事はない。3作目にしてもそんなに仲よくなってなかった(笑)
とある宗教の住民が集まる村で子供が二人誘拐される。
海に流れ着いたボトルに入った手紙から過去に起きた誘拐事件と判明し、そこから今回の誘拐事件へと繋がった。
これは神様の思し召しだったのか…。
宗教について考えるようなテーマでしたが、やはり答えの出るテーマではないですよねぇ。
カールは神を信じていないと言っていたけど、自分の信念とする何か、それこそが信仰なのかと終盤の犯人のセリフによって考えさせられた。
そして犯人もある意味宗教によって人生観が変わってしまった気の毒な犠牲者でもある。彼が言うことも一理あるかなと思いますけど、ま・悪い事は悪いので同情できません。
ふぅ～む。今回も面白かった。
かなり陰気臭いですけど(笑)
映画というより“テレビドラマ”の域は出ない感じだけど、そこが見易くてよいところ～( ˘ ³˘)
いつもデンマークとかの映画みて思うのは、“え？もしかしてここは笑うところか？”と、ちょっとしてからじゃないと気づけないユーモア感。
アメリカなんかと比べると、雰囲気も暗いままだし、表情とかムスッとしたままだったりしてわかりづらいんですけど(笑)
