シリーズ最高傑作という噂も名高い特捜部シリーズの第三作。パッケージの特捜部Qのフォントも前作と比べて少しマシになったの気づきました?
嫌な手が震えるおじさんといい手が震えないおじさんがボトルメッセージを受け取って、コイツァあ見逃せないぜ!ってなる映画です。
今回もまーーーー暗くて嫌な感じなんですけど、悪人が悪人になる瞬間を描くのが上手で魅力的なんですよね。ジョジョのDIOとか吉良吉影を彷彿とさせるような魅力ある悪人ぞろいです。爆弾魔や時を止める悪人は今の所いません。
宗教がテーマの一つでなかなか現代で放送しちゃバッシングを浴びそうなことを言う嫌なおじさんはすごいですね。相棒で、右京さんが信仰心を気の迷いみたいに言ってたら嫌ですもんね。BPOが黙ってないよ。
多少派手になってきた感がありますが、基本主役の背後はガラ空きなので、ドリフのシムラー後ろ後ろ!的な感じで楽しんでください。アサドー、後ろ後ろ!的な。
第2作から出てきた秘書のローサが破竹の勢いで活躍します。だんだんと、ローサもクセが強くて、クセ通り過ぎてアクが出てきて嫌いになってきました。救いはアサドだけです。
あと、前作で仲間になった猫ちゃんがいないことになってて不服なのでマイナス1.1して3.9です。このシリーズは、外れない。