北欧ダークサスペンス第3弾☕️
回を重ねるごとに着実に犯罪の濃度が上がって色相は漆黒に染まっていってる。
邪悪の魔の手は、宗教を利用し無垢な子供たちに向けられる。今回もかなり重い
このシリーズで共通しているのは、犯人には善悪を基準にした悪意がないという事。悪いことを悪いこととして捉えていない純粋悪。今回はさらに話が通じるような相手ではない。
その犯人が悪魔の子と自称するまでに至る幼少期を描いたり、カールの子どもへの見方の変化なども含めて
当たり前なことだけど、子どもには等しく罪はなく親や、大人がどう子どもに向き合うか。
盲信的になりすぎて本質的に大事なものに盲目になるのは、神を信じ人生を豊かにする、救済を求める。と言う信仰心に対して本末転倒だと思う。
結果、悪魔を生み出すことになったり、失うことになってしまったのだからね…
特捜部Qの功績も署内で認められ始め、他部所と一丸となって犯人逮捕に挑むのは良かったなぁ。
それ故のあれが辛い…
いつもイカツイ顔してるカールの男泣きにはグッときた。
もうここまで来るとカールとアサドにすっかりハマるね。刑事としての信念はまっすぐだが不器用ででこぼこなカールの溝をうまく埋めるかのようなアサド☕️
もちろん今回も優雅にコーヒーを飲みながら大人な観賞。もちろんブラックをね☕️