ヴレア

人狼ゲーム ラヴァーズのヴレアのレビュー・感想・評価

人狼ゲーム ラヴァーズ(2016年製作の映画)
2.6
もはやマンネリでそんなに面白い訳ではないのに何故か見続けてしまう。仄かな期待を抱いて。なかなか期待値を越えてはくれませんが、毎回ゲーム開始の場面ではちょっとワクワクしてしまいます。
今回は登場人物の多くがゲーム経験者という事で、皆飲み込みが早く、スムーズに展開して行くので良いですね。殺す事への葛藤とかも薄れていてどんどん躊躇なく殺しまくります。
さて、今回の肝はなんと言ってもキューピットと恋人の役職だろう。詳しい説明は省くけども、「クレイジーフォックス」で出て来た狐のようなものだと言えぱ理解が早いのではないでしょうか。
キューピットは恋人2人を指名する事が出来るのですが、相手が人狼であろうとも指名する事が可能という事がよりゲームを面白くしていると思いました。
また、運営側の正体の一端やゲームのシステムについても多少明かされるのでその辺はとても興味深いものでした。
刑の執行に対し、拘束具による処刑ではなく自分達で殺すという原点回帰は運営側の都合によるものでしょうね。よりショーとしての面白さを優先したのでしょう。
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