『黒子のバスケ』、娘が好き。そして面白い。だから漫画を全巻読破した。テレビアニメも全話見た。この映画の原作も読了済み。キャラソンとかもカラオケで熱唱した経験アリ。「黒子っち、イェーイ」とか「あーさはあっさり、あさりの……、キタコレ」みたいな。CVの方々の名前も全員知っている。個人的には青峰の諏訪部さんと緑間の小野Dが…、何言ってんだオレ。
つまり、そんな人限定の映画と言ってもいいかもしれない。この映画を初めて見ても、ナニコレ感が強いと思う。尺の制約もあり、ドリームチームメンバーの特徴について当然のごとくわかっていること前提で話が進むから、これだけ観ても面白くないと思う。
とはいえ、なんちゃって『黒バス』ファンの自分にはもう一つだったかな。黒バスに限らないかもしれないけれど、スポーツものって試合中の個々のプレーヤーの成長物語にアジがあると思うけど、主役級7人のオールスターをそろえたこの映画、90分では消化不良感が否めない。せめて前後編に分けて…って、観るんかいオレ。
ちなみに娘は友だちと観に行くとのことで、自分1人で鑑賞。周囲は少年が多く、アウェー感はまだマシな方でした。