アキラナウェイ

gifted/ギフテッドのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
4.9
何となく気付いてしまった…。

ーポスターやジャケットが黄色の映画は感動作が多いー

感動したい時は黄色を目印にしよう!

フロリダの小さな町でボート修理の仕事をしているフランク(クリス・エヴァンス)は7歳の姪メアリー(マッケナ・グレイス)と片目の猫フレッドと暮らしている。メアリーは数学における天賦の才能を持っていたが、亡き姉の遺志を継いで普通の子どもとしてメアリーを小学校に入学させるフランク。しかし縁を切った筈のフランクの母が現れた事で、2人と1匹の暮らしを脅かす騒動が巻き起こる。

先ず語るべきは子役マッケナ・グレイスの素晴らしさ。
難解な数式を瞬時に解いてしまう頭脳を持ちながらも、よく笑い、泣き、怒る、7歳のメアリーを好演。
劇中フランクが「個性が爆発する」と言った通り、メアリーの魅力を100%体現している。
大人びた物言いも、抜けた前歯の乳歯も、長い睫毛でポロポロ流れる涙も素晴らしかった。

そして、キャプテンじゃないクリス・エヴァンス。フランクはただの粗野な男ではなく、元々大学教授だったという知的な面もクリス・エヴァンスだからこそ醸し出せるものだった。隣に住むロバータを演じたオクタヴィア・スペンサーも最高。キャストの演技が皆自然で物語にすっと入り込める。

先天的な才能に恵まれた子ども達は、英才教育を受けるべきか、子どもらしく在るべきか。
その答えを求めて物語は裁判沙汰になってしまうが、何より子ども本人の気持ちを優先して欲しい。

フランクから引き離されてしまうメアリーの姿に大粒の涙が…。

夕暮れをバックに肩車するシーン。
ロバータとメアリーが歌い踊るシーン。
とある場面を目撃した後ニヤリと笑うメアリー。
フランクとメアリーが喧嘩した後の仲直りの仕方。
落ち込んだメアリーを励ます為にフランクが取った行動。

大好きなシーンが盛り沢山。

シンプルでストレートで無駄がない。
メアリーにまた会いたくなる。
そんな素敵な映画でした。