TAMU

gifted/ギフテッドのTAMUのレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
4.4
ぶっちゃけね、世界滅亡の危機に立ち向かうストーリーとか、真実に基づくラブストーリーとか、興味無いんですよねw

スケールが大き過ぎたり、小さ過ぎたりすると興味なくなる症候群とか無いですかね?

ついでに、田舎に住んでる私としては、映画が好きと言いづらいほど代表的なアメリカ映画は見てませんw

私のレビューを見て頂ければ分かりますが、アベンジャーズ系見てないので、この映画の主人公かキャプテンアメリカと言われても、キョトンとしてしまうレベルなんです。お恥ずかしい。許してw

でも、だが、しかーし!
もし、そんな方が他にいたら、この映画を全力でおススメさせて下さ〜い、て頭下げたいくらいです。

何て言うの?自分が一生合うことのない、もし自分の子供が天才だとしたら、という類稀なる悩みを抱える主人公とそれを取り巻く周囲の葛藤を描く物語。ではありますが。

他人の悩みを聴いてあげながら、「そうかな」とか、「それは、どうなの?」とか考える過程を通して、心を打つものがあり、考えさせられるものがあり。

主演の子役メアリーを通して目頭も熱く、我が心も混沌と。

深読みすると、自分の置かれた境遇と似て非なる境遇に想いを馳せること自体が若気の至りと思う今日この頃でありますが、自分の置かれた境遇では起こりえない事柄について、心計らず考えさせられる一方で、自分は今それで良いのか?と考えさせられてしまう始末(単細胞限定?w)

そんなことが斬新で、とにかく愛おしい、原文でヒアリング能力高めて、もう一度見たいと思うほど素晴らしい映画でした!アメリカ終わってない、と確信できる♪
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