たかひろ

gifted/ギフテッドのたかひろのレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
4.5
“Good morning, Ms.Stevenson”

11月公開の中で1番楽しみだった作品。


亡くなった姉の娘の天才少女メアリーを普通の子のように育てようとするフランクと、その才能を存分に活かせる環境におこうとする祖母イヴリン。

フランクのちょっとダメだけどメアリーのことを1番に考えてる感じと、そんなフランクに最大限懐いて色々言い合ったり遊んだりするメアリーの関係性が本当にほのぼのした。

天才だけど子供らしいところもちょいちょい兼ね備えてるメアリーがめちゃくちゃ可愛かった。

祖母イヴリンはいかにも教育ママって感じで、将来の幸せを考えてメアリーのためを思って無理やり良い学校に通わせようとするけど、果たしてそれが本当に幸せなのか。
子供にとって1番の幸せを考えようとするフランクとイヴリンだけど、本当の幸せってなんだろうなと。

今のことを考えるともちろんフランクと一緒に奔放に生活するのがきっと幸せなんだろう。でも良い教育を受けてその才能を磨けば将来それを活かして生活できるからもしかしたらイヴリンといることが幸せかもしれない。

フランクは姉のことがあったからイヴリンにいい顔はしないし、イヴリンもまた娘のことがあったから今回こそはと躍起になり生まれる温度差。

大切にすべきは当人メアリーの気持ちだろうに、立ちはだかる司法という大人の事情。
メアリーにとっては理不尽な世界。


メアリーを誰が育てるかというテーマの中でフランクとイヴリン2人の考え方もまた変化していく話のように感じた。
そして紆余曲折を経た結果の着地点が個人的に最高にほっこりしました。


夕陽をバックにじゃれ合うフランクとメアリーの画がとても良かった。

※※※
12月7日 2回目鑑賞

2回目の方がなぜかグッときてしまった。
そしてやっぱりメアリーめちゃかわいい。
ロバータのフランクへの不器用な態度も、メアリーへの愛からくるものだと感じて本当にメアリーは愛されているなと。

ラスト15分のフランクとメアリーの会話が本当に好き。

I think about Fred, therefore Iam.