ゆっけ

gifted/ギフテッドのゆっけのレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
4.5
一言で言えば、「愛おしい」映画ですね。

『(500)日のサマー』の監督。
親子もの。
可愛い女の子。
そして、ねこ。

もうこれだけの情報で傑作ということが分かるのですが、
『アイ・アム・サム』を思い出すような、期待を裏切らない、とっても良い映画でした。

こういう幸せな気持ちにさせる映画はいいですよね。
癒されます。

メアリーという女の子は、生まれてすぐに母親を亡くしてしまい、
その母親の弟フランクに引き取られ、今まで一緒に暮らします。

「ギフテッド」というのは、生まれ持った天性(才能)
ということですが、
母親に似て、数学の天才でした。

その「育て方」という点で、メアリーのおばあちゃん、フランクの母親とぶつかります。

大人びたメアリーちゃんが可愛すぎる件。
眉間にしわを寄せたあの憎たらしい感じがよくて、
あの赤い服を着せられたときに、「ディズニーキャラ?」と言ってくるようなおませぶりがとてもいいです。

何かが欠けてしまった人たち。(ねこもまた片目がないですよね)
一方の価値観に人生を偏るのではなく、
視野を広げるために、他者の価値観で、世界をみつけること。
みんな、それぞれ幸せになるために、与えられたものをどう活かして生きていくか?

子育てをしている人はもちろん、
自分の生き方に固執して、別の道に進めなくなっている人にも観て欲しい良作でした。

あ、フランクが片目の猫フレッドを引き取るときに、
他のねこも一緒に引き取ったシーンいいですよね。あぁいう細かいところが好きです。

Cat Stevensの「The Wind」があたたかくて、心地よい気分にさせます。