ダコタちゃんに次ぐ新星現る!
この映画のメアリーが数学の天才なら、マケナ・グレースは演技の天才ですね。
賢そうなのは勿論、天使のような可愛らしさと、子供らしい小憎たらしさを同居させる素晴らしい演技。
特に夕陽をバックにクリエヴァとじゃれあう姿や、猫の歌を作った!とクリエヴァに聴かせるところとか最高。
「我思う、ゆえに我あり」のもじりもたまらない!
子供ってこんなんだよなぁって。
あ、子供いませんけどね。
でも子供の幸せって何だろなって考えさせられた。
子供の育て方って100%の正解は無いと思うけど、少なくとも祖母のしたこと、やろうとしたことは間違ってると思う。
祖母の意見にも頷ける部分はあるし、クリエヴァも祖母も頑なすぎない?と思うところもあったりするけど。
久しぶりキャップじゃないクリエヴァもハマってた。
「ドリーム」でも良い味出してたオクタヴィア・スペンサーも良いアクセントになってるし(もうちょい関わってきて欲しかった!)、ある意味今作の敵役ともいえるイヴリン役のリンゼイ・ダンカンも上手い。
ストーリー展開はベタだし、予想外のことは起きない。
それに思ったよりもボロ泣き出来る訳じゃない。
それでも笑いあり、涙ありで大好きだと言える作品だったな。
それにしてもこのジャケのクリエヴァの横顔ってなんかジョエル・エドガートンに似てません?笑