数学の天才が出てくる映画はとても多いと思いますが、飛び抜けた才能が本当にギフトなのかといえば、一概にもそうとは言い切れないなぁと感じさせてくれる映画でした。
(逆に不幸な人生を歩んでしまう人の方が多いような…💦)
まだ7歳のメアリーは、天才数学者だった母親の血を引き継いで稀にみる天才少女なのですが、メアリーの母親の不幸な人生と自らの経験を踏まえて、叔父のフランクがメアリーの幸せを第一に考えつつ愛情溢れた穏やかで幸せな毎日を2人で送っていました。
こだわり過ぎたり偏り過ぎたりすると絶対に歪みが出てしまうという事をフランクは痛い程経験しているからです。
それにしてもフランクの母親であり、メアリーの祖母であるエブリンの毒親っぷりが凄かった！
大義名分の下に他人の人生を狂わせて行ってしまっているという事をあくまでも貫き通してしまう強さ？に驚愕としてしまいました。
ものすごい感動巨編ではないし特殊な家族の物語という何気ない映画ではあるのですが、1人1人のキャラクターがとってもいいのです！😂💕
エピソードも私好みですごく満足でした！
