「偉大な功績には犠牲が必要なのよ！」
叔父と姪、二人家族。
今日は姪っ子の小学校の初登校日。
叔父さんは色々心配だ。
思った通りに問題を起こし学校から呼び出しが掛かる。
それは姪の、ある才能が原因で…
正直、既視感溢れる作品。
でも面白く感じました。
家族愛の物語で在りながら、その中から現れる対立と葛藤。
自由の国と謳いながら差別や格差、子供の不自由さ法律に、がんじがらめの一般人の苦悩まで描いています。
法廷劇が混じりますが、やはり愛の物語。
かといって頭の堅い作品ではなく、ジョークやヒロインの子供の可愛らしさや仕草など上手くて唸ります(笑)
静かな作品ではあるのに役者陣の上手さも、ストーリーを盛立てます。
個人的には大人の意見ばかり出てくるのですが、意見の言えない子供をペットと重ねるシーンが多く、現実の辛さを感じました。
あと、とにかく猫が可愛い。
ワンアイ、フレッド君は助演動物賞。
ヒロインの子役は化け物です(誉めてます)
