キネ旬シアターでかかった!やたらと評価が高いから、あえての全く白紙の状態で鑑賞。
平日午前の小劇場なのに、五分の入りは、中々なんだろうな。
初めにケロッグの所で笑わせられる。でも、なんかこの親子には訳があるんだろな、思うのだが、背景は全く分からない。ドリームのあの女の人がなんやらかげきな事言ってるが、さっぱりだ。
そのうち、女の子はものすごい天才で、だんだんとその出自が明らかになって行く。ここら辺のもっていき方がとても良い。目が離せなくなるもんね。
終わるまで、フランクがキャップだと分からないままに観ていた。だってヒゲ面だし、普通のおじさんだし。でも、この役のクリス・エバンスはとても良かった。
親権を争う話では、クレイマークレイマーが有名だが、この話でもなんで、子供本人の希望は聞かれないのだろう?もしかしたら、アメリカの司法制度へのアンチテーゼなのかな?とも思ったが、監督のインタビューとか知らないから、分かんない。
フランクが先生と事に及んで、それを偶然見つけてしまったメアリーの表情。「フーン、あなたも女だもんねぇ!」みたいなあの笑顔はダメでしょ。メアリー7歳だよ。いくら賢くてもそれはあかん。
そもそもボクは子役の演技が苦手だ。でも、メアリー役のマッケンナ・グレイスはとにかく可愛らしい。生意気であればあるほど可愛い❤️大っきくなったら、エマ・ワトソン、いやジョディ・フォスターか?みたいな女優さんになればいいのにな!って思いながら、メアリーの幸せを願うばかり。
それと、片目の猫ちゃんフレッドだよ。ボクは猫が大好きだ。今もこのレビューを書きながら、膝の上には、黒猫モモさんが乗っている。何しろ5匹(みんな拾った猫ばかり)いるからね。だから、あの里親募集のやつを見た時、怒りを禁じ得なかった。
「普通の暮らし」のありがたみがよくわかる!