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gifted/ギフテッドのフィルムファンのレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
3.8
クリス・エヴァンズの新たなヒーロー像は、最強の”父親”だった。
とは言っても、そこも少しひねりがあるんですけどね。

物語の”つかみ”としては、子役・マッケンナ・グレイスの”レインマン”並みの正確な計算の速さを、観客に見せるという点。ただし、覚えておかなければならないのは、脚本があるということです。その脚本に基づいて、計算をしてるということはいうまでもないでしょう。

では、誰のための映画なのか?ここではっきりさせたいと思います。クリス・エヴァンズのファン。子育て中の親。もしくは、”クレイマー、クレイマー”や”アイ・アム・サム”といった作品のファンが、挙げられます。個人的には、クリス・エヴァンズがキャプテン・アメリカじゃない演技を、見たいということです。このテの話はどうなるのか大体のわかります。”クレイマー、クレイマー”や”アイ・アム・サム”でも似たような、展開でしたが、”ギフテッド”ではちょっと現代的にした感じです。

演技面についてもう少し語るとしたら、エヴァンズの他にまずプライバートでは交際してる、ジェニー・ステイト。ズートピアでの彼女の声の演技で知られていますが、どこか”テファニーで朝食を”のオードリー・ヘップバーンのように、品のある可愛さがあります。加えて彼女のフランクへの問いかけに「メアリーの人生を壊すこと」についてのリアクションが、実に可愛いですね。

しかし、この映画のもう1人の主役を忘れてはいけない。リンゼイ・ダンカンです。彼女の演技は、映画の中でナンバーワンです。もう最強です。サノスです。ちがうか・・・?。彼女が裁判での出番の時にすごい迫力ある演技だったので、思わず”すげー!”といってしまいました。エヴァンズにもグレイスにも出せない迫力と味です。味でいうならば、黒人女優オクテイヴィア・スペンサーも負けていません。スペンサーもキーパーソンですが、飄々とした演技というのが、ふさわしい表現でしょう。存在感で勝負しています。

監督のマークウエブは”(500日)のサマー”以来のマーベル作品でない作品だそうです。”さよなら僕のマンハッタン”早くみたいです。これはマーク・ウエブ版、クレイマー、クレイなーですね。

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