『天才としての暮らしか、普通の暮らしか』
ずっと鑑賞を待ち望んでいた作品!
ようやくビデオスルーされ、鑑賞しました。
<主人公の女の子メアリーは、母親譲りの数学の天才。
メアリーの母の意向通り、普通の女の子として育てていた、メアリーの母の弟、叔父のフランク。
そこに現れる、超英才教育主義の祖母イブリン。
フランクとイブリンはメアリーの教育に関し、裁判で親権を争う。>
メアリーのお母さんは、自分自身も「天才」ゆえの苦悩や、問題があったからこそ、メアリーには普通の生活を送ってほしいと、思ったのでしょう。
何が正解か。
「天才」としてか、「普通の女の子」としてか。
どちらが、メアリーのためなのか。
何が本当に大切なのか、
偉業を成し遂げること、それだけが本当に大切なことなのかどうか、
考えさせられました。
エンディングには納得というか、
ある種古い考えや、価値観ではなく、
「なにかを捨てなければ」
という、発想はいらないよなあと思いました。
「犠牲にする」
自分や周りのためにならない美徳とかいらないし、
犠牲にしなくたって、ちゃんとハッピーになれると、
そんなことを思いました。