鹿江光

gifted/ギフテッドの鹿江光のレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
3.5
≪70点≫:キャップじゃないクリス・エヴァンスを久しぶりに観たなあ。
数学と哲学の対立。才能を活かすべきか、生きる上で重要な“普通”を学ぶべきか。いつだって大人のエゴに子どもは振り回される。教育って何でしょうね…。ウィゴ・モーテンセンの『はじまりへの旅』を思い出した。子どもにとって何が正しいのかが解らんのが、余計にもやもやする。
後半はもう涙腺緩みっぱなしで、子役がとっても可愛いので、こちとら父性爆発。キャプテン・パッパ、最高です。男が涙を流す姿って、なんであんなに美しくて胸を打つんでしょうね。
あとオクタヴィア・スペンサー、ちょい役だけどとっても良い存在感。居るだけで安心するおばちゃん。
完璧な親はいない。でも生まれた瞬間は誰もが天を仰いで祝福したはず。そうであると信じたいものです。
鹿江光

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