内容自体は何処かで見聞きした事があるような内容なんだけど、それを演じてるフランクことクリス・キャップ・エバンスのキャップとダブるような芯のあるキャラクターが老若男女問わず応援したくなるような魅力に溢れていた。
それとやはり愛くるしいメアリー!
メアリーを演じるマッケンナ・グレイスは今後注目してる子役のひとりで、次作に「アイ・トーニャ」や「レディ・プレイヤー・ワン」待機策に「キャプテン・マーベル」など大作揃い。
今作を観てそれもそのはずと言わしめるような、その力量に感服する。
ホントに12歳の子供とは思えない様な演技に驚愕する。
隣人役のオクタヴィア・スペンサーや先生、エブリンばーちゃんなど脇を固める共演陣も皆んな良い仕事をしてて、物語に一層の彩りを加えている。
ボク個人的には片目のフランクがお気に入り。
たかが台詞のない猫1匹と侮るなかれ!
その存在意義は観た人には分かる大きな物。
意図的に泣かせる様な演出では無く、優しく導かれる様な感動を演出できる監督のマーク・ウェブの手腕が光る一作。