予備知識ゼロで鑑賞。
題材的に、天才の女の子がメキメキ才能を発揮しまくって伝説を残すような作品かと思ったら、類い稀な才能を持つ子供の本当の幸せとは何かを問うナナメ上の展開だった。
中盤がっつりな法廷シーン。
ここで『チョコレートドーナツ』のトラウマが蘇ってちょっとハラハラ。
教育ママの下、有無を言わさず中学受験させられた事も同時に思い出した。
子供の幸せってのは本当にわからないし、誰が決めていいものでもない。
それでも決断力のない子供本人にはまだ決められない。
幸福になるよりも、不幸にならない確率の高い方が子供を育てる方がいいっていう計算になるんだろうな。
なんにせよ、心温まるいい映画です。