マーク・ウェブ監督のヒューマンドラマ、やっぱりシンプルに良いものが描かれてます。キャプテン・アメリカ以外のクリスエヴァンスを初めて見るけど、こういう役もいいですね。隻眼の猫フレッドの役回りもとても効果的だったと思います。
本当に子供のことを思って接すること、自分のエゴとどう向き合うかっていうのはすごく難しい話なんだなと思いました。この映画は特別な才能を持った子供とその子供を取り巻く環境の話だったけど、描いてることはとても普遍的なことなんだなと思います。自分はまだ子供はいないけど、親の責任、親子の愛と喜び、環境を選べない子供の不憫さとか色んなものを受け取れた貴重な映画体験でした。自分がもし子供を考えるときになったらまた見返したいなって思います。
特に病院のシーンが好きです。フランクが親代わりとしてどれだけメアリーを思って育てて来たかが伝わってきて気持ちがとても温かくなりました。
