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gifted/ギフテッドのたにたにのレビュー・感想・評価

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
3.8
【類稀な才能をもつ子供は、大人の思惑に振り回される】


日本版ポスターにあるように、
「いちばん大切なのは、<愛する>才能」
これに尽きると思います。

まず
ギフテッドという、特別な才能を持った人のことを初めて知りました。
どうやら、ギフテッドには美男美女が多く、高度な才能を持つものの、感性も敏感なタイプが多いらしい。


つまり、追いつめるのも自分、
自殺する人も多いということでしょう。

おそらく、今回の主役の女の子のお母さんはこれに当たるのだ。


天才メアリーをめぐって、
フランクとその母が親権をめぐって争います。ほとんどがこの裁判のお話でしたね。
ここは意外でした。

ただ、私もどちらが正しいのか、頭を悩ますところです。
メアリーには普通の生活をさせたい。
でもこのままでは才能を無駄にしてしまうのではないか。良い学校へ行かせよう。

エゴと言われればエゴ。
でも道を切り開いてあげるのも親の役目。
しかし両者とも親ではないのだから、かなり複雑。

結果的に、メアリーがやりたいことをやれてとてもホッとした。



さて、

クリスエヴァンスが白T一枚似合う爆イケお兄さんで、姪を想う気持ちと、クールさ、包容力の高さが似合う男である。
やはりキャップ、かっこいい。


そして、マッケンナちゃんが、天才子役すぎる。まつ毛も長くてかなり大人びている。
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