MayumiM

バタリオン ロシア婦人決死隊VSドイツ軍のMayumiMのレビュー・感想・評価

2.2
第一次世界大戦で活躍(?)した婦人決死隊の創設から実戦までを描いた、見終わったアトに「マジで実在した部隊だったんだ」と感心するコト仕切りの一作。
あくまでも女性が主役で、如何な男性も脇役という徹底振りのせいか、メロドラマ一歩手前の風情を醸し出していた。ご時世がご時世だからか坂を駆け下りることから始まる訓練には度肝を抜かれたけど、女性達の頑張りに目を見張る……より何より、このレベルで実戦投入させたロシア軍の切羽詰り具合が手に取るように判ってしまうあたり(笑)。
ともあれ、痛ましい戦争の記憶というよりも、最近の#MeToo運動で暴走を始めたフェミニズムの末路みたいな気がするのは何故だろう……。
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