鋼鉄隊長

ザ・テディ・ベアーズ(原題)の鋼鉄隊長のレビュー・感想・評価

4.0
大学の講義で観賞。
着ぐるみによるトリック撮影を使用した初期映画(映画が発明されて間もない頃に作られた物語性が希薄な映画)作品。

何故か人と同じような生活をしている熊の家に少女が忍び込み、それがバレて熊たちに追いかけ回される話。
外出時は服を着るクリスチャンな熊一家と勝手に人(熊)の家に入り込んで盗み食いやテディベア強奪をしでかす鬼畜な少女とのやり取りはシュールギャグとして今でも十分に楽しめる内容だった。
着ぐるみによる熊の滑らかな動きもさることながら、中盤で唐突に始まるコマ撮り撮影によるテディベアのショーも非常に完成度が高く、後々の特撮映画に大きな影響を与えた作品と言えるだろう。
鋼鉄隊長

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