映画における最も重要な要素の1つが、"音楽"だと思ってる俺は、バンド系の音楽映画は極力映画館で観るようにしている。
『カノジョは嘘を愛しすぎてる』が中々良かったので、本作も期待していたのだが…
…俺がバカでした!!!
はい!出ましたー!1.5点!
まず、終始、中条あやみのドアップに次ぐドアップばかりで、画面の動きが少なすぎるし、圧迫感が凄い!
それは『IT/イット』の映写機を回すシーンに近い恐怖。
その中条演じる有栖川仁乃には、相手の気持ちを汲み取れず、空気の読めない行動ばかりでイライラさせられる。
リハに遅れて来たらまず、ごめんなさいだろうが!!!
子役の仁乃の演技もわざとらし過ぎて酷かったし。
恋愛対象となるユズも、「アリスと呼んでいいのは僕だけだ。」と彼氏面しときながら、肝心な時に積極的になれないヘタレ。
そして、バンド活動にも支障を来たし勝手に解散させようとするクズ。
完全に監督の演出と脚本ミス。
唯一良かったのは、真野恵里菜の歌声。